Memory Of A Lotus
あとがき

この漫画「Memory Of A Lotus」は当初、私が運営するもうひとつのサイトで公開する予定でした。
しかし、ストーリーを考えていくうちにその必要性が無くなったので、このサイトで公開することに
なったのです。

そもそも、「Memory Of A Lotus」はかなり前から描きたかったテーマの漫画なのですが、
なかなかまとまらなくて実現に至っていませんでした。
事の起こりは、私がもうひとつの…成人向けのサイトで、ユリちゃんの初体験漫画(ぐはっ)を
描いたことから始まりました。

それを見た旦那さんから、

「えっ?ロバートってユリが初めて(の相手)じゃないの??」

と言われまして、ワタクシは

「違います(私の中では)。ロバは修行の旅に出ている間に経験しているはずです」

と力説しました(ヲイ)。そして、以前からそのことをテーマにした漫画を描きたかったと話すと、
旦那さんは一緒にストーリーを考えてくれました。
問題は、初体験の相手はどんな境遇の女性にするか、ということでした。
このサイトをご覧になっている皆さんならご存知でしょうけど、

ロバートはユリちゃんのことが大好きです。
大切なものはユリちゃんと言っているぐらいですから。

そんなロバートが、他の女性を抱かなければならぬ状態にさせるには、どのような境遇の女性ならば
可能か?ということを旦那さんとじっくりと話し合いました。
「子持ちの女性(旦那はいない)」、「深窓の令嬢」、「年上の色っぽいねーちゃん」、「ヤクザの情婦」
というように色々考えた結果、誕生したキャラクターが「李 倩蓮(リー・シンリン)」なのです。

彼女はとんでもないぐらいに可哀そうな境遇の女性です。
親父は大酒飲みで博打好き、しかも多額の借金をかかえており、日頃の不摂生が
たたった為に入院することになります。そんな親父のために身を売る決意をし、
「私は借金を返し、この泥の中から出て行ってやるんだ」というけなげな倩蓮。
そんな倩蓮から、「私を抱いて」と言われて断るロバートではないでしょうッ!

私がロバートを好きな理由のひとつに、「困っている人をほうっておけないところ」があります。
外伝でも1作目の龍虎でも、常に彼は他人の為に体を張って行動していました。
下手すりゃ命もありません。まあ、ロバートが格闘家として自信があるからと言えばそれまでですが、
彼が男気にあふれているからそういう行動に出てしまうと思うのです。キャ〜ッw

さてさて、話は変わりまして漫画の舞台は台湾でしたね。台湾の言語は北京語、そして台湾語です。
台湾を舞台にすると決まったとき、「ロバートは北京語を喋られ…ないんじゃ」と旦那さんに話すと、
「ロバートは英才教育を受けているからっっ!」ということで話せることにしました(笑)。
台湾を舞台にしたのは、私が短大生のころ研修に行ったことがあることと、
ユースケ・サンタマリア主演の「俺は鰯」(ヒロインが確か台湾の人で、この女性も親父の
借金の為に身を売った)を見たからです。ハハハン。

おっと、あとがきだけでこんなに長文になってしまいました(^^;)。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
そして、この漫画の制作にあたって協力してくださった旦那さん。
旦那さんのアドバイスがなかったら、この漫画は完成出来ませんでした…!

平成17年9月14日 竹島操

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