あおさわかずのさんからのステキすぎるイラスト&文じゃあー!

ギニャー!あおさわかずのさんから、すんばらスィー(素晴らしい)イラストと文を頂いちゃったよ!
この幸せを独り占めするのは勿体無いので、掲載させて頂きましたっ。あおさわさん、
お忙しい中本当にありがとうございましたーーー!ううっ、ユリちゃんしおらしくてキャワイイわ!
幸せになるのよー!ロバやんだったら安心して嫁げるから良かったわね!


 当日。  
 結構、緊張はしている。  
 最後の夜。
 お父さんと過ごしたときに。  
 今までの家族の絆を知った。
 
 白いショールを頭にのせ、シースルーの生地が顔に少しかかる。  
 くすぐったいような気もした。  
 この日までに沢山あった。  
 ロバートさんの家で皆で食事をしたときに。  
 少し動揺して、食器を割ってしまった。
 ただ、優しさだけが沢山あふれてて。  
 白身魚のムニエルのバターソースが思い出したりもする。   
 幾度となく、重ねた唇も。
 離れるのが寂しかったりした。  
 でも。  
 この日が来てしまえば。  
 永遠に離れることはないのだ。  
 そう言い聞かせている。  
 
 絡めた指も重なる体も何もかも秘めていることも。  
 もう、永遠に離れることはない。
 
 昨日、お父さんとお兄ちゃんと一緒に。   
 お母さんのお墓に行ってきた。  
 私、ここまで大きくなったよ。  
 そして。
 
 明日、嫁ぎます。
 
 こんなおてんば、それでもいい?  
 リングが左の薬指に光ったときに。  
 そう思ったの。   
 
 家族は永遠に離れるわけじゃない。
 
 …彼とは他人だから。  
 いつかは離れるかも知れないの。  
 でも、離れたくないの。
  私が大好きなロバートさんと一緒に何時までもいたいの。
 
 控え室のユリのウェディングドレスを見て。  
 父親のタクマは胸からこみ上げるものを抑える。  
 モーニングコートのタクマはユリの姿を見て。  
 何時の日かの妻を思い出す。  
 愛しているからこそ。  
 一緒にいたいと望む。  
 家族も一緒だ。  
 彼の家族に入り、そして彼も彼女の家族の一員になる。
 
 「ユリ、綺麗だぞ」
 
 「お父さん…」
 
 一緒に控え室を出て、式場まで行く廊下。
 色々と考えてしまって言葉がうまくできない。
 
 「…ありがとう」  
 
 自然に、瞳が潤む。
 
 
 扉を開け、バージンロードを踏みしめて、歩いて行く。  
 牧師の前に最愛の彼が待っている。
 拍手で送られながら、歩き出す。
 厳かに送られ、彼のが手を差し出している。
 
 「ユリちゃん…可愛いな」
 
 「大事にしてくれるの?」
 
 「一生もんやで、ずっと大切にしたるわ」
 
 目と目で合図する。
 
 
 誓いのキスは軽く。
 
 …私は貴方を一生、愛しています。

世界一の花婿よォォ〜!!!!


 うひいいーッ、どうですか皆様wんもぉ〜〜〜なんつーかたまんないッスね!
 あたくしはまるで、娘を嫁がせる母のような気持ちになりましたよv
 2人とも幸せになるのよォォ〜!!!!!!
 実際に嫁いだワタクシはといいますと、式を挙げる前は前はゲラゲラ笑ってばかりでした(苦笑)。
 それで母に注意されたのを覚えています…ウプププ。あんまりしんみりするような気持ちにはなれなかったですねー。
  あおさわさんには何度お礼を申し上げても足りないぐらいです〜!オロロ〜ン!

(平成18年3月8日に飾らせて頂きましたw)

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